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2006年5月29日 (月)

「事実はどうなのか」を考えて

今日の神奈川新聞5面「論壇」の紙面直言を読んで

 紙面直言というところで、次のような見解がにべられていました。

「紙面で分かりやすく整理分析してもらいたい」という「要望」として、「第一は、日本は米国から自立し単独での防衛体制の整備ができる出来るのかという基本問題だ」、「第二は・・・・憲法の枠内で日米の防衛協力関係の発展変化をどう容認していくかである」

 アメリカの世界政策、とりわけ軍事政策を批判する意見に対して、よく言われるのが「アメリカの抑止力から離れたらそれを補う軍備をもてるか、アメリカに頼った方が確実だし安上がりではないか」という主張をされる方が少なくない。

 政府や、与党だけでなく、野党の中にも同じ調子の発言を語る人がおり、各種の「評論家」と呼ばれる人がマスメディアに登場して積極的に発言します。
 これらを論評なしに報道しますから、国民のなかに素直に信ずる人が生まれるのは仕方ありません。

 戦後日本をアメリカが占領してから61年が過ぎており、今年還暦を迎えた方も 「生まれたときから米軍基地があった」 のだから、「アメリカが全面占領の時から一度も撤退しないで日本にいる」 ことを説明する政府の主張を受け入れる論者がいるには仕方がないことです。

 「アメリカによって守られている」と思わなければ、「独立国とは名目だけなのだ」という屈従感にさいなまれてしまうでしょう。

 しかし、実際の、現実は、どうなのでしょうか。

 私が、指摘したいのは「日本にいる米軍の構成が示す実態」です。

 沖縄と岩国を本拠地にしているのは、海兵遠征軍
 横須賀を母港にしているのは、空母打撃軍
 佐世保を母港にしているのは遠征打撃軍
 三沢と横田を本拠とする航空宇宙遠征軍

 これらはどの部隊も名前の通りアジアから中東までの地域へ、干渉と侵略の攻撃を仕掛ける軍隊です。実際にアフガニスタンやイラクへの侵攻を行なったのはこれらの部隊です。現実の姿をありのままに見れば、これらのアメリカ軍が日本を守っているという実態ではないことが分かります。

 日本は、「東アジアから東南アジアの諸国」さらには中東諸国からみれば、「アメリカ軍の前線拠点」であると見られています。
 これらの諸国は、「アメリカの軍隊がいるから日本への侵攻を思いとどまっている」 のでしょうか。アメリカ軍がいなくなっても、それに代わる軍事力を持たなければそれらの諸国は日本へ侵攻してくるのでしょうか。

 どう考えてみても、「軍事力を持たなければ侵略されそうだ」という実態はなさそうです。
では「高い学識をもち、社会的地位をもつ」人たちはなぜこのことに気が付かないのでしょうか。

 この問題も実態を見る必要があるのではないかと思いますが、後日に。(あきさん)

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» NHKの米軍再編に関する番組はマトモか? [米軍再編ってどうよ?(あつこばのブログ)]
あきさん、私のブログにコメントありがとうございました。 お返事が遅くなってすみません。 たしかに「日本はアメリカに守ってもらっている」という人は多いですね。 そこからしっかり考える必要があると思います。 今後ともよろしくお願いいたします。 ... [続きを読む]

受信: 2006年6月 7日 (水) 12時47分

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