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2006年5月19日 (金)

算定根拠がはっきりしないグアム移転経費

グアムにつくる米軍の住宅が1戸あたり8,000万円だって?

 防衛庁の額賀長官が昨日の参議院で答えていた海兵隊司令部のグアム移転の問題。これをみて皆さんはどう考えますか?

グアムで建設する住宅の建設費用が約2,800億円、政府の別の発表では3,500戸を建設するというから、なんと建物だけで1戸あたり8,000万円の計算になるのです。額賀長官は、これまで「思いやり予算」で国内に立ててきた住宅が1戸あたり3,000万円(3寝室タイプ最大145㎡)であると答弁しています。(グアム移転は8000人ではなかった?・・・これは別の政府資料があり、移転は2500人らしい)

相模原米軍家族住宅での最近の工事から見える問題

 米軍相模原住宅基地で最近建設された住宅の入札資料をみると、2001年は3工区にわけて発注した合計金額が建築工事で11億9280万円、住宅機械工事が5億5965万円住宅電気工事が3億2235万円。総計で20億7480万円。

 2003年度の発注は2工区で総計11億3400万円。このほか設計委託、土木工事、温水配管設備、電源整備工事など住宅建設関係14億円以上の葉中を行なっています。

 防衛施設庁の談合問題が、相模原住宅基地(通称ハウス)での工事入札にもあるような落札率です。
たとえば、建設工事の5工区で、1社が落札率100%(佐藤工業)、後の4社も99.66%(田中土建)、99.47%(小俣組)、99.44%(朝日建設)、99.18%(小田急建設)です。

 これをみると、米軍再編問題に政府が熱心なのは、1面は「歴代政権の対米従属性を継承している」ことがあると同時に、もうひとつの面、つまり「日本の業界が米軍への3兆円供与で利益を得る関係」も大きい」 という構図も見ておく必要があるのかなあ、と思います。とくにいま小泉純一郎首相のポチぶりを利用しようと思う利権集団は鷹のつめを研いでいるのではないでしょうか(あきさん)

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コメント

ブーゲンビリアさんコメントありがとう。
もっと不思議な計算があるらしいから、今調べています。
 本当に業者同士の談合や官製談合はひどいものです。しかし、アメリカ政府と日本政府の談合は、目上のものが手下に命令するようなものだから談合ではなく「命令拝受」みたいなものです。

投稿: あきさん | 2006年5月27日 (土) 20時08分

おもしろいですね。
談合もさることながら、いわゆる公共事業の最たるものが米軍関係だってことですね。なるほど、気がつきませんでした。これでは私たち、いつまでたっても貧乏なわけです。

投稿: ブーゲンビリア | 2006年5月27日 (土) 08時31分

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