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2006年7月26日 (水)

迎撃ミサイルパトリオット配備計画

当初計画どおりにパトリオットの配備が進む

 防衛庁長官は、北朝鮮のミサイル発射をとらえて、「北朝鮮よありがとう」と口を滑らせたそうですが、米軍もこの「脅威」を好機として、迎撃ミサイルPAC3(パトリオット)を米軍嘉手納基地と嘉手納弾薬庫地区に配備する計画を立てたのだという。

 ところが、那覇防衛施設庁の佐藤局長は「平素は嘉手納基地と嘉手納弾薬庫に置くが、そこに固定化されるものではない。車載化されているので、既存の米軍基地の中で一番守る必要があると判断されれば、そこに展開されることになる」と語っています。

 このことは、PAC3ミサイルが沖縄の民間道路を通り、県内の各基地に配備される可能性があるということです。

 米軍再編は「沖縄の負担軽減」を口実にしてきましたが、基地再編の本当の姿は、米軍の戦略に従う効率的な戦闘のための編成替えにすぎなかったのでしょうか。(あきさん)

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コメント

こんにちは。ご質問にお答えします。

★「離島侵攻」とは、竹島のことでしょうか?

竹島ではありませんよ。
私は『離島侵攻に対する【上陸侵攻の抑止】が最重要の任務ともなりつつある』と言っています。もうすでに不法占領されていますからね。
韓国が竹島を不法占領したのはいつかご存知ですか?
《韓国》
 ・1952年1月18日:韓国政府は李承晩ラインを一方的に宣言。(以後、日本漁船の拿捕や銃撃事件が相次ぎ、日本の漁業従事者に死傷者が多数出る事態となる。)
 ・1953年1月12日:韓国政府、「李承晩ライン」内に出漁した日本漁船の徹底拿捕を指示。
 ・1953年2月4日:第一大邦丸事件。済州島付近で同船の漁労長が韓国側に銃撃を受け死亡。
 ・1953年4月20日:独島義勇守備隊、竹島に初めて駐屯。
 ・1954年11月30日:韓国側が竹島に近づいた日本警備艇に砲撃をくわえる。
《日本》
 ・1950年の朝鮮戦争勃発時、GHQの指令に基づくポツダム政令により警察予備隊が総理府の機関として組織された。
 ・1952年4月26日:「海上保安庁法の一部を改正する法律」の公布・即日施行により、運輸省の外局である海上保安庁の付属機関「海上警備隊」として創設される。
 ・1952年8月1日:総理府の外局として発足した保安庁(防衛庁の前身)に移管され「警備隊」となる。
 ・1954年7月1日:防衛庁設置法と「自衛隊の任務、自衛隊の部隊の組織及び編成、自衛隊の行動及び権限、隊員の身分取扱等を定める」(自衛隊法第1条)自衛隊法(昭和29年6月9日法律第165号)が施行され、これらをもとに自衛隊(防衛庁)が成立。
 ・1954年9月25日:日本政府は領有問題を国際司法裁判所に付託することを韓国側に提案。韓国政府はこれに応じず。

韓国が竹島に侵攻したのは戦後、海上警備隊が創設されたばかりの頃で、自衛隊もなかった頃です。

現在、竹島は武力による不法占領が続いていますので、日本が軍事力を使って取り返すというのは現実的ではないでしょう。
日本政府は韓国政府に対して毎年口上書を提出し、「国際司法裁判所」の審判を通じた平和的な解決を促しています。
しかしながら韓国政府はこの提案を拒否し続けているのが現状です。

韓国の大統領は今年、海洋警察の幹部を大統領官邸に招き激励した際に、竹島問題にからんで『日本はわれわれより優越した戦力を持っているが、われわれは少なくとも日本が挑発できない程度の国防力は持っている。相手が挑発してきたとき、「得より損が多い」と思わせる程度の防御的対応能力を備えることが重要だ。日本と戦って勝つ戦闘力ではなく、東海(日本海のこと)で突発事態が発生した際、対応できる程度の戦闘力を備えてほしい』と語ったそうです。
また、F-15Kという対地攻撃能力を有する戦闘爆撃機の導入に際しても、韓国政府は竹島の防衛任務に就かせると発表しているようです。
2006年年始には、空軍参謀総長が自らF-15Kに乗り込んで、竹島上空を飛行し、日本に対する防空体制をチェックしています。

これまでも挑発的な発言や対応が何度もあり、そのような中でも日本は話し合いを通じ解決をはかろうと努力しています。
それに対し、日本を「仮想敵国」とみなし、話し合いも応じず、「国際司法裁判所」での解決を拒否し続けている韓国をどう思いますか?
日本に自衛隊があるから仕方ないとお考えでしょうか?

これから心配なのは「対馬」かもしれませんね。
韓国の国会議員に対馬は韓国領と主張する人もいますし、韓国慶尚南道の馬山市は対馬に対する領有権を主張する目的で「対馬の日」を制定しています。

あとは、やはり尖閣諸島でしょう。
あきさんは中国が脅威ではないとおっしゃいますが、中国がこれまでとってきた行動をみると信用はできません。

スプラトリー諸島(南沙諸島)は、フィリピン、中国、台湾、ベトナム、マレーシア、ブルネイが、それぞれの領有権を主張していました。
このような中でジョンソン環礁など6カ所を中国は1987年から88年にかけて占拠して軍事施設を構築し、米国がフィリピンから撤収した92年以降進出に拍車がかかり、93年にはペンシルベニア・ノース環礁など6カ所に中国の建造物があることが判明してるようです。
95年2月には、ミスチーフ環礁で中国が高床式の兵舎を建てて占拠態勢に入っていることをフィリピン政府が確認して抗議をしたものの一切受けつけず、中国は漁民の避難所だと主張しているようです。
ミスチーフ環礁では、現在、対空砲や対艦砲、ヘリポートまで設置され、大型艦船停泊が可能な突堤も建設されたのが確認されたのことです。

あきさんは「南シナ海に関するASEAN宣言」をご存知ですか?
「南シナ海における領土主権を巡る紛争について武力不行使、平和的手段による問題解決の原則と関係当時者の自制を明記」した宣言が92年7月の第25回ASEAN外相会議において採択されています。

これらの中国の行為はASEAN宣言の無視ではないでしょうか?
それとも西沙諸島や南沙諸島は中国が主張するのだから中国の領土で問題ないとお考えですか?

73年の米軍のベトナム撤退に合わせて西沙諸島を奪取し、92年のフィリピンからの米軍基地撤収後、南沙諸島占拠を加速させる中国を信用できますか?
なぜ米軍が撤収後にこれらの侵攻が行われたと思いますか?
尖閣諸島も中国が領有権を主張しています。尖閣諸島に中国が侵攻しないと断言できるでしょうか?


★日本が再軍備をはじめたのは隣国の脅威があったからでしょうか?

当時は旧ソ連の脅威があったためでしょう。朝鮮戦争で在日米軍のほとんどが韓国に出動してしまい、マッカーサーがそれを補完するために指示したとされています。
それに自衛隊は設立当初から現在までも、攻撃用兵器は配備せず、防衛に限った兵器しか導入していません。
このように他国に侵攻可能な武器を有しない自衛隊がどの国の脅威となっているのでしょうか?
自衛隊の隊員数も隣国の軍隊に比べてもかなり少ないように思えるのですが。


★21世紀は力で何でもとおす時代を終わらせることを考えませんか?

私も賛成です。ただそのことと日本の国土・領海と日本の国民を守るための軍備を持つことは違うことだと思います。

投稿: チベッ子 | 2006年7月31日 (月) 18時42分

「陸自は、旧ソ連の脅威の備え」として北海道に重量戦車を配置したそうですね。「冷戦」が終わり日本本土に移動しようにも公道が重量に耐えられないので現地で解体するしかないのだと聞きました。
ただ日本国内で「軽装備の工作員又はテロリストの脅威が高まった」というのはどうでしょうか。
「離島侵攻」とは、竹島のことでしょうか?
それとも「南西諸島の何処か」が侵攻される心配があるのでしょうか。
「上陸侵攻の抑止が最重要の任務ともなりつつあり」というのは過剰ではないでしょうか?「潜入工作員による攻撃」も合わせて、「仮想敵を設定しなければ軍事力は存在意義がないですから・・。

私は「憲法9条を掲げての外交をすれば軍事力の備えは不要だ」と思っているものですから、この点がチベッ子さんとの大きな隔たりがあるようですが。
日本が再軍備をはじめたのは隣国の脅威があったからでしょうか?
米軍とその補完的役割を持たされている自衛隊が強大な武力を持っていることが、隣国にどれほどの脅威を与えているかを思料してみたらいかがでしょうか。
私は「軍事力を背景にした外交」は結局は力づくの外交となり、こちらの国益を主張して交渉がまとまらなければ力を示す」ということになり、力の論理がまかり通ることになります。
21世紀は力で何でもとおす時代を終わらせることを考えませんか?

投稿: あきさん | 2006年7月28日 (金) 22時22分

すみません。追加で・・・
北朝鮮に対して太陽政策を行っており、ミサイル問題に関してもあまり批判的ではない(日本の対応を大統領が批判している)隣国の韓国は、F-15Kという対地攻撃能力を有する爆撃機の導入をすすめているようです。
私はどの国に対する軍事強化がわかりませんが・・・

投稿: チベッ子 | 2006年7月27日 (木) 22時56分

あきさんこんばんは。コメントがないようなので、まとめて私の意見を失礼します。

陸上自衛隊は、「冷戦」前は旧ソ連の脅威のもあって日本本土で大規模地上戦が起こる可能性もあり、装備や訓練もそうした事態に対処して備えてきました。
しかし、旧ソ連の崩壊後、冷戦も終結し、むしろ軽装備の工作員又はテロリストの危険性が高まったことから、こうした事態に備えて装備や訓練も変わっていったようです。
主要装備も、正面装備を大幅に減少させてるみたいなので、隣国の脅威がなければ削減されるのです。(例えば戦車の保有数は2005年3月現在で980両→防衛計画の大綱では600両へ削減)

最近では、列島国家である遠方の離島侵攻に対する「上陸侵攻の抑止」が最重要の任務ともなりつつあり、また、日本に潜伏されているとされる北朝鮮の工作員によるゲリラ・コマンド攻撃、あるいはテロリズム等に対する抑止力として陸自は重要視されつつようです。
確かに九州などは北朝鮮からは本当に近い距離にもあり、村上龍氏の「半島を出よ」なんか読んでみると現実味がないとは言えません。
テロリストも・・・国際社会の忠告を無視しミサイルを発射を行う国、国連の決議もなんとも思ってないような国が何をするかは誰にも予測がつきません。
国内?でも某宗教団体が地下鉄サリン事件を起こしたり、それよりも武器を製造したり、買い集めていた事実を知れば恐ろしいものです。
こういったテロは人がいない山野で行われるのではなく、東京などの市街地で行われるのではないでしょうか。
それに対し、訓練をすることが悪いとは私は思いません。
『米軍がなんと言おうと』・・・自衛隊がそれらの事態に対し、訓練を行うことがダメなのでしょうか。
現在、実際に自衛隊が実戦などできるはずもないのですから(憲法9条がありますら)、実戦を経験した米軍から学ぶ意義は大きいと考えます。

私は憲法9条改正には賛成です。在日米軍を削減するためにも(もちろん同盟関係は続けながらの)自主防衛が良いと思います。
韓国などは自主防衛を叫び米軍の削減も進んでるみたいですよ・・・(ただ今になって出て行かないでと言ってるような感じもありますが)
私が思うのは、憲法9条があればなんの備えがなくてもいいのかということです。
9条を遵守すると日本が宣言をすれば、
北朝鮮は日本人拉致被害者をかえしてくれるのでしょうか。ミサイルを発射しないのでしょうか。
韓国は(軍事占領している)竹島を、ロシアは北方領土を返してくれるでしょうか。中国は領海侵犯もしないでしょうか。
あきさんは第2次世界大戦のドレスデンはご存知ですか。

兵器に関して私はあまり詳しくないので少し調べてみました。
F-22に関しは、当初は空対空戦闘能力のみを備える予定だったが、後に空対地攻撃能力を付与されることが決定されたのことで、F-15を上回るレベルの機動性を備えており、ドッグファイトの性能も高いものとなっているようです。
日本においては、F-4EJ(改米空軍型のF-4Eから対地攻撃能力や空中給油能力を取り除いたものをF-4EJとして採用した。機体の旧式化による性能向上が必要となったため、大部分の機体がF-4EJ改に改修された)に代わる次期戦闘機(F-X)を選定する作業が進行しており、その候補のひとつにF-22が含まれているとのことです。

つまり日本にF-22が導入されるにしても、おそらく対地攻撃能力や空中給油能力を取り除き、対戦闘機として導入されると思います。(ハード面、ソフト面ともに対地攻撃能力や空中給油能力がなければ他国に攻撃することはできないみたいです)
また、能力が高く、ステルス性を生かし敵に探知されない遠距離からの攻撃を加えることができるということですので、敵に対しての抑止力になりますし、仮に日本に爆撃しようとする敵に対し、日本人(自衛隊のパイロットも含め)の被害を最小に抑えることができるのではないでしょうか。
ただ価格が高いというのは少し問題だと思いますが・・・

PAC-3に関しては私は米軍基地だけに配備されるのは不満です。
やはり日本が独自に早期導入し、PAC-3とともにイージス艦などのスタンダードミサイル(SM-3)についても同様に早期配備して日本全土をカバーする体制を作ることが必要だと思います。

投稿: チベッ子 | 2006年7月27日 (木) 22時50分

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