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2006年7月29日 (土)

アジアで米軍基地をおく国は・・・

このままでは、100年たっても基地の国ではないでしょうか

 9.11事件以来、アメリカはテロとの戦争にまい進しています。こういったテロは国家の軍事行動ではなく「一人で決意するだけで実行する」のが特徴ですから、軍事力で封じ込めたり抹殺することは、ほとんど不可能だと言われます。

 イラクでのアメリカの誤算は多くの識者が認めています。国家権力としての軍隊ではない武装勢力が相手なので、「降伏」という終結はありません。武装勢力は外国軍=アメリカ軍がいることに反発して攻撃するので、その限りで人々の共感を得ていると言われます。最近ではイラク政府もアメリカ批判を行なっていると伝えられます。

 そういえば、かつてアジアにも多くの米軍基地がありました。ベトナム、ラオス、カンボジア、台湾、タイ、最後が1991年のフィリピンです。1976年のタイからの米軍撤退はそれまでの軍事政権が倒れて連合政権ができ、世論の強い要求を背景に米軍は撤退したのだそうです。これらのうち台湾を除いく5カ国とインドネシア、マレーシア、シンガポール、ブルネイの10カ国が東南アジア諸国連合=アセアン(ASEAN)を作って、軍事同盟を作らない平和と協力の関係を作っています。これらの国は、歴史的な経過から自国の軍隊を保持しているものの、「軍事力を外交の力しない」、「軍事同盟を結ばない」で相互協力を探求しています。

 日本は朝鮮戦争のさなかに米軍主導で再軍備が進められ、全面占領の継続で米軍基地の存在を保障する安保条約と地位協定を結んでいます。「生まれたときから米軍がいる」という国民の多数となっているのですが、米軍と一緒に戦闘訓練をするよりも、軍事同盟を止めて、アセアン(ASEAN)の対話と協調にもとづく発展の方向を考えて見るときではありませんか。

 「北朝鮮の脅威」については明日。(あきさん)

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コメント

おはようございます。あきさん。
私も近年のアメリカの外交姿勢については疑問に思うことも多く、全面的に信用もしておりません。

それに、私は、あきさんが米軍基地に反対している考えもわかりますし、アメリカの現在の外交や軍事に関して批判したり疑問を提起することが悪いとは言いません。

ただ、アメリカの行っていることが全て「悪」で、アメリカに敵対する国やテロリストまでもを全て「善」とする考え方はやめたほうがいいのではないかと思います。

たしかに、アフガニスタンやイラクにアメリカが侵攻しなければ、現在のような状況にはなっていなかったと思いますし、それらの国について日本から傍観しているだけだったら平和に見えていたでしょう。
しかし、タリバン政権下のアフガニスタンでは政治的自由はほとんどど認められず、国民は厳格なイスラム法に基づいた生活を強いられ、女性には参政権や教育を受ける権利も与えられてなかったようです。
フセイン政権下のイラクでは、イスラム教を掲げて政治に乗り出そうとする勢力を政権の脅威と見なして抑圧し、南部のシーア派地域を中心に高まりを見せていたイスラム主義(イスラム原理主義)の動きを弾圧、多くのシーア派法学者(イスラム聖職者)が逮捕、殺害、国外追放の処分を受け、さらに議会でイラク国内の政治家をひとつの部屋に集め、彼に逆らう政治家を呼びつけては外に出して銃殺刑を申し渡し、即刻行われた処刑を指揮している映像も残されているとのことです。
また、少数民族クルド人は長らく迫害を受け、イラン・イラク戦争の時には、クルド人に対して化学兵器で攻撃したということもありましたね。
たしかに、こうした弾圧を行っていれば民族や宗派間の対立もなかったことでしょう。でもこれがその国で暮らす人たちの平和、幸せなのでしょうか。
これらのこともきちんと理解する必要があると私は考えます。

第2次世界大戦中の「鬼畜米英」ではないのですから・・・
でももし日本があの大戦に勝利していたら、現在の基地問題もなく、「大東亜共栄圏」で東アジア・東南アジアとさらなる友好と発展を築けていたかもしれませんね。

私のアメリカに対する考えは、日本の経済や安全保障に関して欠くことのできない最も重要な国だと思います。日本の国益を考えて利用するべきところは利用し、付き合っていけばいいかと思います。
米軍基地に関しては、「憲法が改正され日本が独自の軍隊を持つ」ことを前提に撤収に賛成します。私は、日本が早く普通の国家になって米軍が撤収してくれることを望みます。
「憲法改正賛成」で「米軍基地反対」ですね。
もし敵国が攻め込んできても日本国民に被害がでても、ただ防衛するのみ・遺憾の意を発表するだけ・・・相手が宣戦布告しても戦争ができない、防衛する軍備しか持たず攻撃する軍事力を持たないというのが今の日本です。

テロは国家の軍事行動ではありませんが、とくに大規模なテロは特定の国家や団体が支援しているというのは周知の事実です。最近では北朝鮮によるラングーン事件とか、もちろん「日本人拉致」も国家テロといっても言いでしょう。
ただ民族、宗教を背景としたテロを完全になくすことは難しいでしょう。テロを軍事力のみで封じ込めることは不可能と思いますが、その芽を摘むことは可能と思います。

投稿: チベッ子 | 2006年7月30日 (日) 10時26分

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