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2007年8月23日 (木)

形骸化しているシビリアンコントロール

議員になった武官の発言と、自衛隊の本音

 自衛隊と活動する他国軍が攻撃された場合に駆けつけて応戦する= 「駆けつけ警備」は集団自衛権の行使に当たるとみなされ、これまでは違憲とされてきた問題です。

 先の参議院選挙で当選した元イラク派兵の先遣隊長・佐藤正久氏が、8月の民放で、イラクでの活動中「(自衛隊を警護しているオランダ軍が攻撃を受けたら)情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる」意思があったと発言した。

 佐藤氏はいくつかの報道機関に「発言は、あくまで過去の(隊長当時の)個人的な思い」と語っていた。

 この発言を重く見た複数の弁護士が公開質問状を送っていた。

 ところが、弁護士グループが情報公開で入手した文書 『武器使用権限の要点』では、この問題が少し明らかになった。

 「イラク特措法の武器使用」 という項目の 「離れたところにいる者の救助」 のところでは、救助のための武器使用は積極的な武器使用であり認められない、という趣旨の記述があるそうです。

 同時に 他のページでは、「要件を満たせば武器使用は可能」と書かれており、 武器を使うことの積極的な意思がなければ、武器を持って救助に駆けつけることは構わない」、 「危機に陥った場合には、武器を使用できる」 と書かれているという。

 自衛隊が海外にでかけて、どんな活動をしているか、は「軍事機密」を理由にほとんど公開されていない。
この文書も、90ページのうち、「危害射撃の可否判断の具体例」など半分近い40ページが黒く塗りつぶされているので、この部分の公開が求められている。

 海外派兵は、国民の目が届かないので、他国軍と何を行なってるのかさえわからない。シビリアンコントロールとは何であろうか。(あきさん)

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コメント

この人間、議員を辞めてもらえませんかね。

ほんとに気分悪いです。。。。

投稿: 野良猫 | 2007年8月25日 (土) 02時03分

コメントをありがとうございます。
まさか佐藤氏が防衛大臣になることはないでしょうが、増田次官とタっグを組んだら危ないですね。
自衛隊員とその家族だけで当選してくる構造が怖いです。(あきさん)

投稿: あきさん | 2007年8月23日 (木) 20時01分

佐藤氏の発言は本音でしょう、
父を戦争で無くした私は強い怒りを感じます。

投稿: 芝宮忠美 | 2007年8月23日 (木) 18時37分

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