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2007年8月26日 (日)

テロリストは犯罪者

軍事力行使=戦争では対策にならない

元北体制条約機構・欧州連合軍最高司令官のウエズリー・クラーク氏と、カリフォルニア大学ロサンゼルス校国際関係センターの所長のカル・ロースティアラ死は、8日付のニューヨーク・タイムズに連名で寄稿しているが、これがいま注目を集めています。

「テロリストは『戦闘員』ではなく犯罪者だ」と、テロ対策と称して「戦争」を行なうブッシュ政権を批判しているからです。

両氏は、テロリストを「戦闘員」として扱い、殺人者に兵士としての地位を与えており、その結果、戦争法上の特権を認めることになる、と指摘しています。

国際テロ組織アルカイダは「いかなる国家も代表せず、いかなる国民の福祉にも責任を負っていない。その構成員を戦闘員とみなせば、その大義を過大評価し、不相応な地位を与えてしまう」 と懸念を表明しています。

また、「軍の統制は、民間人に及ばない」という、米国の政治的慣習を危うくする、とも指摘しています。これは、米国内の民間人がアルカイダノ構成員とみなされただけで、軍に無制限に拘束されているとの事例をさしているもの。

「テロリストは危険だが、戦死というよりはむしろ海賊、単なる犯罪者であり、その脅威に対処するにはふさわしい領域がある」 と主張しているものです。

米国内のしかるべき地位にあった人物のこの批判は、アメリカに追随しその強要に従ってインド洋やクウェートに自衛隊を派遣している日本政府に対しても、その過ちを指摘していると思うのですが。(あきさん)

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