2006年9月 7日 (木)

筋電図の検査報告

筋電図からは治療の道はわからない

今日、大学病院で検査した筋電図について説明を聞いてきました。

 ①針を刺さないで検査した方のデータに「頚髄損傷の影響を受けた信号が一つある」

 ②針を刺して電気をかけた検査では異常を見つけることが出来なかった。

異常の結果で、手の痺れが亢進して過敏症状になっているのは治療方法は無い。

 ③「足の筋肉が硬直kして歩行しにくいのは『痙性歩行』といい、薬物で緊張よ緩和する方法がある。これをやってみますか」といわれた。服用の結果どんな症状が出るか、副作用はどうか、服用の注意は何か、など聞いたうえで、処方を受けることにした。

 この薬は筋弛緩剤の分類ではなく、精神安定剤の一種らしく、睡眠障害の患者にも処方していることを薬剤師に確認した上で服用を始めた。

 異常が、一つの新しい展開です。その効果は、明後日にお知らせしましょう。(あきさん)

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2006年9月 1日 (金)

カイロ・サーフィン:2

カイロプラクティックって何?

初日で僅かながら変化が実感できたので、4日後にやや期待して出かけた。前日に電動工具を使って工作する作業でやや左手を酷使したが、朝の目覚めでは1度目で緩和していた「指先を少し屈伸させたときのジンジンする痺れ」は消えていた。また腋の下のヒリヒリする痛みは治まっていた。ジンジンしていたくらいだから指を握るときに5指ともに鬱血というか、むくみ感があったがそれは残っている。

左手の肘の上部の小指側をプッシュ。痛い!。腕の全体を揉みほぐすようにして「どうか?」という。手のひらを触ると、晴天の霹靂!。ピリピリしていた刺激痛が消えている。

後半は足、足裏、太もも、ふくらはぎの探る。いわゆる「すじ」をプッシュ。「硬いですねえ」と言うや、ぎりぎりと棒のようなもので下から上へとこするような感じ。すごく痛い。「これだけ硬直していては歩けないね」という。棒ではなく指でこすっていたらしい。腰や肩の骨を触り、腹部を押す。10分くらいで「立って歩け」という。ところが腰がふらついて歩くとよろよろする。診察台に腰掛て首や背中、腰などの手技をした。今度は膝がふらつく。これを4回繰り返したが腰や膝の不安定が消えない。

前頭部と腰に手を当て、「目をつぶって深く静かに深呼吸をしろ」という。5かいくらい呼吸を繰り返したあと、歩けという。なんと今度は歩ける。といっても腱反射が強いのと、脳梗塞の片麻痺があるのでもともとスムーズな歩きではないが、普段の歩く感触に戻った。

訳を聴くと「強い刺激を与えたので、脳は『運動しないで休め』という『抑制を指示する信号』を出していたのだ」、「もし歩行中に不安定が生じたら、その場で静かな深呼吸をすれば収まる」と。

下半身はともかく左手のピリピリは消えている。左手の症状は6~7割は変化した感じ。心中「ウッソー」と叫んだ。

帰宅後3時間ほどすると手のひらの状態は安定していたが手首から10センチくらいが少しピリピリしていた。

翌朝布団の中で目が覚めて、左手の様子を見た。左手全体のピリピリは消えてい

る。前日の治療後に復活したピリピリは睡眠で回復したのか?(続く:あきさん)

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2006年8月31日 (木)

カイロ旅行記(1)

当たり前のことですが、「手足を動かしているのは脳の信号」でした

 カイロ旅行、1日目の体験は大きく分けて二つでした。一つは手の痺れが過敏な痛みになっていることと、歩行の不安定という14年来の「不治」に着手することでした。

①腕を曲げて、肘から先を伸ばしたり曲げる力が「年令相応のものがある」(=運動機能は正常)なら、感覚(知覚神経)が障害されているのは「抹消神経の何処かで不具合がある」からだという判断をしたらしい。

左手の小指側の痺れが強いことから、左腋の下に原因があるとみたカイロドクターは、その部位を指で押した。30秒くらいだったか2回繰り返したあとで、「痺れはどうか」と聞いた。左の指を動かしてみると痺れはかなり軽くなっていると感じた。
 手の神経は頚椎5番と6番の間から出ていると整形の医者から聞いたことがあるが「小指系の神経は腋の下を通過して指にいたる」という。ここに手を加えたら2~3割は症状が変わったと実感した。
 一過性ではないかと思ったが、三日くらいは持続していた。(ただし2日半くらいの間は腋の下がヒリヒリと痛かった)初日に変化を実感したのは昔整体や鍼灸でも感じたことがあるが、3日も持続したのは初めて。(この間もじっとしていたのでは効果が分からないから、日曜大工ののこぎりやドリルで普通に左手を使い、車の運転もした)
 一晩眠って目覚めると、以前より3割は痺れの感じが軽くなっていると感じた。もしかして、左手の痺れは、頚髄の損傷が原因ではなく、末梢神経が不具合を受けている結果なのかもしれない、という気がしてきた。(続く)

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2006年8月29日 (火)

生きている人間を丸ごと把握する

カイロプラクティックの経験

主治医(脳梗塞の予後管理)と相談して、7月から大学病院の神経内科で受診しました。しかし、レントゲンとMRIを撮影したことと、触診や打鍵で症状の一部を確認しただけで、「末梢神経に異常は無い」、「16年前の頚椎の手術は現在も保たれている(神経への圧迫は見られない)」、「神経内科は末梢神経の不具合を治療する分野なので手の痛みの原因が抹消神経にないのでは治療方法がない」・・・といわれました。

 紹介状に対する返事をもらって、主治医と相談したところ、「神経内科で分からなかったのでは、カイロプラクティックを試してみますか?」と、近くの治療院を紹介されました。
 保険外の費用負担が大きいのでためらいもありましたが、信頼している医者が紹介してくれたのだから1度は行ってもよいかなと思い、24日に行ってきました。

 このときの治療(検査)が、半分は神経内科と同じようなことでしたが、あと半が、「ちょっと面白い、でも納得できる」と思える検査でした。
1時間の検査的治療が終わったとき、「左手の過敏な痛みが3割は少なくなっている」のです。

 16年前に慶応病院で手術した後、「手の痺れがあっても、指の運動できちんと動けば神経はつながっている」といわれていましたが、神経内科でもカイロでのそこは同じ認識のようで、手と足の動きや「力の入り方」を調べるのも一部は共通でした。
 ただしカイロでの運動機能の検査はもう一歩が違っていました。

たとえば、「仰向けになって足を少し上げて、足首を上げさせて検査士が手で押さえて力の強さを調べる」という運動力の検査ですが、神経内科や整形外科では、その検査で終わるのですが、カイロでは「足を前に出す力は充分です」ことがわかると、次に足を30センチくらい上げた状態で、「下に力を入れる」ことや、「右や左への力」も調べたのです。
 そして、「前に蹴る力はある」ことを確かめた上で、「左足と右手を同時に上へ上げる」という検査もしたのです。その結果「左手と右足は力がある」が、「右手と左足をあげるときに左足を前に出す力が出ない」というのです。
 説明を聞くと、「人間が歩こうとするときは脳から複数の系統に運動の命令信号を出す」、「歩くときには足を交互に前に出す」だけでなく「クロスした腕にもバランスをとるための信号が出ている」
「足への信号は伝わるが、手と足のクロス信号を脳が同時に出したときに伝わり方が変調するということが分かった」というのです。そして神経伝達が「どの位置で障害されているか」を、腕や背中、腹部、大腿などの神経経路に沿って探っていくのです。(続く)

 

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2006年8月27日 (日)

生還しました

長らくご無沙汰しましたが、生還を果たしました

 かかりつけの医師(循環器専門)に手の痺れと痛みを相談していたところ、大学病院の神経内科に紹介状を書いてくれました。そこの医師は頚椎のレントゲン撮影やMRI撮影をして、触診や打鍵診察を行なった後で、「腱の反射が見られるので抹消神経は正常であり、神経内科で治療できることはない」と言われました。

 「手の痺れは痛みをともなうまでにひどいのだから、原因があるはずだ」と言ったら、「抹消に異常が無いのだから原因は頚髄でしょう。頚髄を診察できるのは整形外科か脳神経外科だが、頚椎手術が出来るのはうちでは脳神経外科しかないからそこで受診してはどうか」と勧められた。

 脳神経外科の受診の前日に舌の中央部に異常があり、そのしこりのある上面を噛んでしまい、半日あまり出血が止まらなかったので「舌癌かな」、と不安になりました。それやこれやで検査をしようとなったわけです。 

 脳神経外科では脊髄損傷との関連で行なう腱反射の検査などを行い、「腱反射は亢進しているが原因は分からない」、「筋電図をとって見ましょうか」という。
「この痛みの原因がわかるのならやってください」というと、「神経の伝達の様子を調べる目的だから、症状の原因が分かるわけではないですよ。まあ状態を調べるだけと思ってください」と。

 筋電図の検査は始めてだったので、「少し痛いですがいいですか」と念を押されたのに、「初体験が好きな上に痛みをともなうという怖いもの見たさ」から受けることにしたのですが、3日間も手の甲に痛みが残ったことから見て、「矩形波のパルス状の電気とは言え、70ボルトの電圧をかけられて何らかの細胞組織が損傷した」と、あとから感じています。
 検査技師は「神経の伝達速度(時間)と、伝達の抵抗(伝達効率)を調べた」とも説明してくれました。

 それでも無事に生還できたので、主治医に報告をしたところ、「神経内科ではだめでしたか・・・」といい、「それではカイロをやってみますか」と、専門外の症状の緩和にいろいろと気遣ってくれました。
 もともと脳梗塞の予後を管理していただくために「主治医」と位置づけているのですが、このドクターは相模原で二人だけの温泉療法士だそうで、「自己回復力で治癒を図る」というポリシーの医師ということが私の考えと一致しているし、なにより信頼感がある。初回1万円近くかかり、その後も1回5250円という保険外の費用について逡巡したのち、「信頼している医師の勧めだし、同居している仲間の後押し」で、一昨日の夕方に始めてのカイロへ旅してみました。

 その結果、パソコンのキーボードを押せるところまで状態が変化したので、明日2回目になる「カイロ・サーフィン」とでも言うべき体験を隔日くらいの間をあけながら書いてみたいと思います。(あきさん)

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2006年8月 9日 (水)

明日、検査入院することになって

脊髄損傷の治療で6年ぶりの検査をしています

ところが今朝から舌に異常があるので、病院にいったら、検査入院することになり、明日からしばらくブログを休みます。そうは長くないと思います。3日くらいでは。(あきさん)

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2006年7月14日 (金)

右ききなのに左手の痺れがひどい

二足歩行の故ではあるのですが

 サルが人間になるにあたってのロウドウの役割という本を読んだのは20代のころだったと思う。労働における前足の進化である両手の役割は絶大です。

 生きている最後の瞬間まで、箸を持って食べることが出来る事を疑ったことはなかったのですが、最近「そうは行かない」ことを体験せざるを得ない羽目に陥っています。小さいものははさんで持てるのですが、煮魚や焼き魚を箸で小さく取り分けることが出来ないし、ジャガイモでさえ箸で二つに分けられないのです。

 スプーンやフォーク出なければ食べられないと言うのでは日本人として情けないと思いませんか?

 キーボードを打つのも、左の指はどれを使っても痛みが走るのです。右も薬指が痛くて使えなくなりました。小指もまもなくだめになりそうです。

 アメリカや中国での胎児幹細胞移植手術でこの症状が緩和されるかどうかを調べているのですが、今のところは良い情報がありません。今日、大学病院で頚椎のMRIの撮影をしてきたのですが、読影の結果は8月です。頚椎での圧迫がなければ、「現在の症状の原因は分からない」という結論になるようです。

 いつまでブログを書いていることができるやら、という心境で明日の記念日を迎えることになります。(あきさん)

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2006年6月24日 (土)

土曜日は話題をかえて

脊髄損傷による両手の疼痛は「安静にすることだね」だとさ

 先週の神経内科の初診では、面白いことを聞くことが出来ました。神経内科、(脳)神経外科、整形外科で扱う病気(脊髄損傷では症状の違い)で、診療科が違うのだと言うのです。
 確かに、16年前に港区の病院で脊柱管拡大の手術をしたときは、「術後2年たっても消えない痺れは一生付き合ってください」と言われました。手術で解決したのは胸の痺れだけでしたが、それでも大いに助かったのです。

 手のひらの痺れ(疼痛と触ったときの激しい刺激痛)は、小指と中指にラインまでがしびれている状態なら原因は「抹消神経系」で、中指から親指にかけての痺れは「脊髄系」が原因名のだと説明してくれました。

 路上歩行や室内足踏みなど、手に負荷をかけない下肢の運動をすると、両手が硬直するような痺れがでるので、因果関係を聞いてみたが、そのこたえはなく「安静にしていることだね。しかし安静にしていると筋力が落ちて、また症状が悪くなる。
 「MRIをとって、整形で見てもらうことにして、治療方針を立てよう」、というのが先週の受診内容でした。

 その日慶応病院で脊髄損傷の治療に細胞移植を行なう研究が始まったこと、二日後、朝日夕刊に脊椎脊髄の「ブラックジャックたち」という記事を見つけました。
 日進月歩で進む医療技術ですが、適用を受けるのはまだ先のことだし、医療保険制度が掘り崩されているので、低所得層では恩恵は望めそうもない。

 「マリーさん」からのコメントで「日本せきずい基金」などのHPを教えていただきました。この分野のネットワークを探そうと思っていたので参考にさせていただきます。どうもありがとう。(あきさん)

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2006年4月28日 (金)

ちょんたろうさん、ありがとう

選択的椎弓形成術の放映をみました

 16年前の手術に比べ、かなり進歩していると思いました。私の現状は2週間前の検査画像では、頚椎での神経への圧迫はなく、前の手術後の状態は維持されていました。
これからも情報を集めたいので、よろしく。(あきさん)

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2006年4月23日 (日)

細胞移植治療の最前線情報

  中国で脊髄損傷の治療をやっているというネット情報

 手の痺れが強くなると痛みをともなうので、指間節が硬直してキーをたたけない。ブログもお休みの日ができてしまいました。(もっとも勝手に書いているわけだし、「見てもおもしろくねエ。もっと面白い話題を書けよ」と思われるもしれませんね) でも、3月末から25日で461人の方からアクセスがありましたから、少しは読まれているのかな・・と。
 そこで、指先から腕の痺れを本格的に治療するところを探してみました。

  なんと310万円
 中国の病院で、「入院治療と手術代、通訳、リハビリなどの総額 310万円」というのがありました。掛かりつけの医者の見解をきいたら 「あなたのばあいは、運動機能は低下しているけどまだ歩行ができるし、字も書くことができる。痺れと言うのは神経の感覚分野の機能障害だから”高度な神経活動の分野の問題”なので、運動機能回復より難しい」と慎重な回答。

 「日本人で治療した経験のある方から話を聴いて見られるといいね」とも。
そこで、ブログを読むことをしていない知り合い含めて、ちょっとした情報でも良いので教えてください。コメントに書き込んでくださればありがたいです。

  関西医科大では
 もうひとつ、胎児幹細胞ではなく、自分の骨髄の細胞を使って損傷した脊髄を再生する治療の実験を始めるという情報もあらます。関西医科大学の取り組みですが、まだ実験段階なのと、運動機能の回復を目指すもののようです。(あきさん)

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