2007年9月 9日 (日)

なるほど「新思いやり予算」だったか

 陸上自衛隊が東富士演習場(静岡県)に建設していた大規模な市街戦訓練施設、が昨年完成した。この施設が大規模な外国の町並みを再現していることから、「陸自が海外派兵の訓練をはじめるのか」 と危惧していた。

 ところが、今年8月に、この施設を初めて使用し訓練したのが米海兵隊であった。(米海兵隊ニュース:8月24日付)

 訓練に参加した米海兵隊員は 「(訓練施設は)テレビのニュースで見ているイラクのような場所に似ており、われわれが必要としている訓練のための施設だ」 と語ったという。

 これまでも沖縄の米海兵隊は、キャンプ・ハンセンなどの市街戦訓練施設をイラクに見立てて訓練している。 米軍はイラク戦争遂行で市街戦訓練を重視しており、今回の訓練もイラクでの戦闘を想定していた可能性がある。

 東富士演習場に完成した陸自の市街戦訓練施設は、事業費は約25億円。同ニュースによると、スーパーマーケット、官公庁舎、ホテル、学校、銀行など十一の建物があり、「もっともすぐれた都市型戦闘(市街戦)訓練施設の一つだ」 と評価している。

 訓練に参加した米海兵隊は、キャンプ富士(静岡県)に駐留する補助警護部隊(CASF)。訓練は8月15~6日の2日間実施され、1日目は簡易手製爆弾の発見・処理、2日目はパトロールなどを行ったされている。

 また、この市街戦訓練施設は、各建物の内部や屋上にカメラが設置され、部隊の行動を逐一モニターでチェックできるようになっているが、海兵隊はこうした最新の装置を高く評価している、とニュースはつたえており、今後もこの施設を利用して訓練を行なうと思われる。

 国民の税金を投入して米軍の訓練施設を作ったようなものではないか。これでは「新型の思いやり予算」であろうが。もちろん、自衛隊がイラクにでかけて市街戦をやるなどはあってはならないことだが。(あきさん)

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2007年9月 3日 (月)

新司令部が始動=キャンプ座間

 米軍は、8月31日に 「第1軍団前方司令部」を創設するための移行チーム(30人)を発足させた、という。この前方司令部は、ワシントン州の米陸軍第1軍団司令部の下におかれるもの。

 また、新司令部の創設は 「数ヶ月以内」 であることも公式にしめされている。

 これとあわせて、アジア太平洋地域の後方支援を担当する、第9戦域支援群は9月15日に廃止されることもあきらかにされており、在日米陸軍司令部を兼務する、同支援群を廃止するということは、新司令部の機能として今月から活動を進めるものと見られる。

 さらに、新司令部の機能の一つに、米陸軍相模総合補給廠に、戦闘指揮訓練センターを建設して指揮訓練を行なうことも含まれており、数百台の車両(ハンビー装甲車)も配備される予定とされる。

 現在、朝霞基地に待機している陸上自衛隊の中央即応集団司令部は、このキャンプ座間に移転し、米軍の指揮下で海外での戦闘を指揮する訓練を行なう、とされる。それに必要な陸上自衛隊の海外派遣専門部隊は、すでに陸自の宇都宮基地に待機しているという。

 小池前大臣と、防衛事務次官の確執に報道の目が行っている間に、米軍の戦略体制は、座間市民、相模原市民の反対をよそに、どんどんと進められている。

 安倍改憲政権が批判されて参院選で大敗しても、日米軍事一体化は推進されて、憲法9条を変える動きの加速に連動していくのだろうか。(あきさん)

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2007年9月 2日 (日)

アメリカの太平洋戦略は

 これも米軍再編の一環でしょうが、アメリカ海軍は05年版の国防計画の見直しに基づく再編成を進めている。

 ワシントンからのニュースレターによると、攻撃型原子力潜水艦3隻をパールハーバーに配備するという。

 その内容は、現在、東海岸(大西洋側)のコネティカット州グロトンに配備されているバージニア級の攻撃型原潜の「バージニア」、「テキサス」、「ハワイ」の3隻を2009年からハワイに移す計画である。

 この型の原潜は既にハワイに配備されているロサンゼルス級より大型で、「戦場での優位を確保するためのポスト冷戦型潜水艦」といわれ、ピンポイント攻撃の威力が知られている巡航ミサイル「トマホーク」などを装備しているという。(米潜水艦司令部季刊誌)

 海軍のホームページによると、太平洋艦隊潜水艦司令部のあるハワイにはロサンゼルス級攻撃型原潜が15隻配備されている。そこに最新鋭の3艦が配備され、さらにあと5隻を配置換えするという。

 そのうちの2隻(シーウルフ級攻撃型原潜の「シーウルフ」 と「コネティカット」)が既に移動が決まっていると伝えられ、「コネティカット」が8月23日に米海軍横須賀基地に寄航している。太平洋戦略を重視するという中には、在日米軍の再編強化とも連動している。

 これら海軍をも統括指揮するのが、キャンプ座間に移駐する米新編成戦闘司令部だと思うと、神奈川県民とくに座間、相模原の両市民にとっては背筋が凍る思いなのである。(あきさん)

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2007年8月29日 (水)

東県知事で有名になった宮崎県でのこと

 宮崎県の航空自衛隊新田原基地での日米共同訓練が行なわれることになったと言う。福岡防衛施設局が発表したところによると共同訓練は、9月3日から5日までの3日間。参加するのは、沖縄県嘉手納基地の在日米軍第18航空団からF15戦闘機2機、米兵20名。航空自衛隊から第5航空団、西部航空警戒警戒管制団、F4戦闘機2機。

 訓練の内容は「戦闘機戦闘訓練」などだという。

 自衛隊と米軍の共同訓練が各地の自衛隊基地で行なわれているが、自衛隊が「日本を外的の攻撃から守る」ものと国民が思っているのに、戦闘機同士の空中戦で「制空権を確保する戦闘力を誇る」というF15を使って自衛隊が米軍から実戦の訓練を受けると言う目的は何であろうか? (あきさん)

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2007年8月19日 (日)

緊急のお知らせ

いよいよ明日、新司令部の先遣隊がくるようです

21日午前10時から、キャンプ座間周辺市民連絡会 が呼びかけて、抗議行動をおこないます。

たくさんの参加で、拒否の意志を表しましょう。

連絡先は菅沼幹夫(046-259-2010)

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2007年6月28日 (木)

相模補給廠返還に400億円だせ?

財務大臣が相模補給廠をみて400億円で「買え」と

返還は米国から日本の政府に返還されると聞けば=市に返還されるものと思い込んでしまう。その10倍もの「思いやり予算」を米軍に援助していながら、市(市民)には基地を(一部だけ返すから対価を出せ」という。

出さなければ市には返還しないとすると、その土地をどう使うというのだろう。まさか、市が買い取らないなら、自衛隊に使わせようというのではないだろうか。
市民には「補給廠の一部を返す代わりに、新編成の統合司令部を座間に移すのを認めさせたい」といっていた米軍と日本政府は、「返すより自衛隊が使うほうが、日米統合訓練に都合がいい」と思っているようなきがする。

政府の動向に要注意だね。(あきさん)

加藤さんへ
「戦争論2」を紹介していただきありがとうございます。今日発注しました。

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2007年6月15日 (金)

日米統合司令部が始動していた

日米政府が推進する在日米軍再編は米軍と自衛隊のいっそうの一体化

6月13日、在日米軍のブラウン参謀長は、在日米軍再編で米軍横田基地に設置されることになっていた「共同統合作戦調整センター」が、すでに活動していることを認めたのだ。

座間キャンプに設置される米四軍の、新作戦司令部と自衛隊の中央即応集団司令部の共同活動もすでに始まっているかもしれない。

既成事実だけがどんどん進んでいく。
安倍首相と自民・公明の与党が「社保庁解体」と叫んでいる間も、座間キャンプの動向から目を離してはいけない、ということか。(あきさん)

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2007年6月12日 (火)

先遣隊はこっそり来るらしい

米軍の新戦闘司令部先遣隊の座間キャンプ入りは

アメリカから、先遣隊数十人とハンビー装甲車が、6月に座間基地に乗り込んでくる、と通告されたあと、日本政府は考え直したそうです。

安倍首相は「参院選にマイナス要因となる材料を少なくしろ」と指示。
外務省は米国に「予定を変更していただけないか」と打診したが、軍事国家のアメリカは、「軍事的スケジュールを変更することは出来ない」とこたえた。

外務省は、「いつもの手」を使う事にした。それは、『先遣隊の派遣は夏ごろになる』、と発表してもらう。つまり米国の要求を受け入れるが、国民向けには嘘をつくことである。

大体、直接座間基地に輸送機でくるわけではない。横田基地に下りた後、パレードで座間に来るわけではない。軍事的配置は機密事項と考えれば、「夏ごろ」といっておけば、市民の目をごまかすことは、「作戦」でさえある。(あきさん)

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2007年4月 3日 (火)

米軍再編と自衛隊の再編が連動

2月のシンポでは聞き違ったのだろうか

あじさい会館で行なわれたシンポジウムで、在日米陸軍司令部のハンター チェスター大佐が「戦闘部隊が恒久的に配置されることもない。司令部内部の組織変更や通信機材の変更にとどまる」と話していた。(朝日2.18付) 相模総合補給廠での訓練はシュミレーション行なうもので、「有事の際の対処手順をコンピュータを使って学ぶもの」といっていた。(神奈川2.17付)

動き出した再編は何を意味するのだろうか

神奈川新聞の3月31日付は1面で 「6月に新司令部先遣隊がキャンプ座間にくる」 「規模は数十人」 と報じた。また、新司令部移駐の時期は2008年9月頃のように思っていたが、今年の10月からの米会計年度が始まればいつでも動き出すことらしい。

ハンター大佐はシンポで 「装備は通信機材とシュミレーション装置」であり、「戦闘訓練はしない」、「県などが毎年実施する災害時対応訓練のようなもの」 と説明していたが、現在イラクでの「治安活動」と称する戦闘行為で使っている高速装甲車両を300台搬入して、行なうことも「シュミレーション」だと言うのでしょうか?

相模補給廠で 「ハンビー装甲車を使って行なう訓練」は、米軍兵士に対するものではないからというのだろうか。
「自衛隊の中央即応集団司令部が、陸上自衛隊の海外派遣部隊に米軍の装甲車を使って訓練する」、米新司令部は、自衛隊中央即応司令部に「シュミレーション訓練」 を行い、その後の実戦訓練は、「自衛隊が行なう訓練」 だという筋書きではないかと思う。(あきさん)

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2006年7月26日 (水)

迎撃ミサイルパトリオット配備計画

当初計画どおりにパトリオットの配備が進む

 防衛庁長官は、北朝鮮のミサイル発射をとらえて、「北朝鮮よありがとう」と口を滑らせたそうですが、米軍もこの「脅威」を好機として、迎撃ミサイルPAC3(パトリオット)を米軍嘉手納基地と嘉手納弾薬庫地区に配備する計画を立てたのだという。

 ところが、那覇防衛施設庁の佐藤局長は「平素は嘉手納基地と嘉手納弾薬庫に置くが、そこに固定化されるものではない。車載化されているので、既存の米軍基地の中で一番守る必要があると判断されれば、そこに展開されることになる」と語っています。

 このことは、PAC3ミサイルが沖縄の民間道路を通り、県内の各基地に配備される可能性があるということです。

 米軍再編は「沖縄の負担軽減」を口実にしてきましたが、基地再編の本当の姿は、米軍の戦略に従う効率的な戦闘のための編成替えにすぎなかったのでしょうか。(あきさん)

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