2007年8月 5日 (日)

またしてもASEANのARF

なぜ、アセアンにこだわるか?

新聞などではASEANの外相会議に続いて開かれた、ASEAN地域フォーラムのアメリカのライス国務長官が出席しなかったことを取上げて否定的な評価を報じているが、1994年に、東南アジア諸国連合が域外国を招く形で始まった地域フォーラムが、「自由な意見交換とコンセンサス」の原則で、『信頼醸成』、『予防外交』、『紛争解決』という3段階の目的を達成することで、次第に大きな役割を果たしているからです。

いま、アジアだけでなく26カ国と欧州連合という機関で構成していますが、マニラでの北朝鮮の朴外相と、アメリカのネグロポンテ、米国務副長官、フィリピンのアロヨ大統領、ロムロ外相、韓国の宋外交通商相などと会談を行ないました。

ASEAN外相会議共同声明、ARF議長声明などで、東アジアの6カ国協議への支援を呼びかけ、7月31日には6カ国外相を大統領宮殿に招待し、6カ国のすべての代表が「協議成功への決意を表明」しました。

日本は、北朝鮮との関係を「仮想敵」として扱うことが重点になっているため、「すべてをラチ問題解決後」 に引き延ばしています。しかし、アジア諸国の態度は、話し合いによって平和を求めるという方向が着実に進んでいます。

米朝対話も進展し、仮想敵と扱う日本だけが孤立していることでよいのでしょうか。(あきさん)

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2006年8月 7日 (月)

あらたなコメントをありがとう

平和は軍事の対極だと思うのですが

 私の「軍備を持たない」というのは「平和の実現」という意味だったのですが、煉瓦餅さんは「軍事的自衛」だけを想定されているのでしょうか。

 「人類社会で戦争をなくして共存できる」・・・もちろん曲折はあるでしょうが、「軍事知識」で平和を実現するのは非常識なのでしょうね。

 今日は、次の一点だけお伺いします。

 「フィリピンから米軍が撤退した途端に,島が二つほど中国に占拠された」というには、「米軍が撤退したから」ということからすると、フィリピンの領土の島を中国が占領したということですね。

 中国が占領したフィリピンの二つの島はなんと言う島でしょうか?その島がフィリピン領土となった歴史的由来も合わせて教えていただければ幸いです。(あきさん)

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2006年7月 3日 (月)

チベッ子さんへ

定義は正確にすべきで、失礼しました。

「アメリカが孤立しているかどうか」 は、問題の焦点ではないと思いますので、あれこれの根拠をあげて証明することはないと思っています。それに 「アメリカべったりが良いとも思っていません」 ということも私の思いと共通です。

「アジアで孤立した日本」という断定は少し性急でした。確かに「アジア」 は広い範囲なのでもう少し特定すべきでした。この場合の私の認識は主に東アジアと東南アジアをさしていると言ってよいでしょう。

 また東南アジア諸国連合と、非同盟諸国会議に参加しているアジア諸国という範囲も念頭にあったので、「アジア」といてしまったのです。 「アジア全体」 と受け取られる表現は間違いでした。気をつけます。

 隣国との関係、特に国境が陸地に設定されている場合は紛争がおきやすいので、外交のかなりの要素が隣国との関係調整になることも多い中で、「戦後の始まりも樺太が陸続きでなくてよかった」 とつくづく思っています。

 しかし、海洋を隔てているからと言って、「日米関係さえうまく行っていればアジアの隣国とは自ずからうまくいく」という総理大臣の発言には賛成しかねるのです。それもアメリカとは 「ただうまく行っている」 のではなく、我が家のすぐ近くの「座間基地に米4軍を統括する戦闘司令部を配置して、同じところに陸自の海外派兵に即応する司令部を設置し、近くに作る日米共同訓練施設で陸自普通科連隊にストライカー訓練をする」という関係を作ることで、「隣国が脅威を感ずることはあっても友好的にうまくいく」 などとはとても思えないのです。

 国際関係論専攻の匿名さんにも共通すると思うのですが、「圧倒的な戦力で隣国や周辺国を威圧をすることで安全を守る」という発想は、「平和で友好的な隣国との関係を作る上で障害にしかならない」と思うのですが、いかがでしょうか。

 21世紀は 「戦争は犯罪」 だと言う認識で国際関係を作っていく時代にしようではありませんか。(あきさん)

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2006年4月25日 (火)

60億ドルと言えばかなりの大金です

 法的根拠がないのにお金を出すのは、法治国家ではない。ただの「従属関係」で、独立国の対等関係ではないと思う

日米安保条約第6条は、日本の安全と極東の平和と安全のために、アメリカの陸軍、空軍、海軍が日本国で施設・区域を使用できる・・・となっている。(表現は「許される」ですが)
 アメリカ領土で米軍がどういう施設や区域をどのように使うかは「それこそアメリカの専権事項」です。世界最大最強の軍事力をどう配置するかは、アメリカの戦略方針できめるのでしょう。
 たまたま沖縄に配置される海兵隊司令部が、「ノドン・ミサイルの射程外に移動する」という口実があったにせよ、それは「米軍がいるからノドンに狙われるて日本人に迷惑がかかる」からではない。

 安保条約第6条による義務などあるわけはない。60億ドルも「出せ」といわれる根拠は何もない。 「たまたま被害を受けてる県民の反対がある」ので「負担軽減のために出て行くのだから金を出せ」と、づうづうしい。
 そもそも、「安保にもとづく米軍の駐留は、日本の安全のため」ということさえ「???」となる。

 騒音や事故などの基地被害、米兵の犯罪による被害。これも日本特有の深刻さがあるけれど、アメリカがどんなに強大でも「司令部をアメリカ領土に移すから金を出せ」といわれて応ずる国は日本だけです。韓国政府にはアメリカもいえないのです。

 根本はアメリカへの「政治的、軍事的な従属関係」だといえないでしょうか。昔の満州国皇帝と天皇制政府の関係みたいなものでしょう。(えっ、知らないですか? 満州国なんて学校で教えていないようですね)    (あきさん)

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2006年4月12日 (水)

オノ・ヨーコの言葉

今は非常に面白い時代です

 昨年、オノ・ヨーコの言葉を聞いた。35年前の「俺たちに平和を」という歌を世界に広めたが、「その後も戦争がたくさん行われた。だから」と、次のように語っていたのが、とても印象に残ったので書きとめておいた。

「世界には軍需産業と平和産業がある。 軍需産業の人たちは、金儲けと支配しか関心がない。 平和産業の人たちは、とても頑固で気むずかしい。 意見の会わない人とは折り合わず、互いの批判ばかりしている」

「35年前、俺たちに平和を」という言葉を発したが、それはアメリカ政府に向けられていた。 (しかし、政府が代わっても戦争は繰り返されていた。) だから民衆を変えないとだめ」 

「人類は美しい夜明けに向かって進んでいるところ」 「だから、落ち込んでいる暇はない」

「今は非常に面白い時代です。 美しい世界の到来を前に、くじけてはいけません」

前向きに突き進めば、平和を実現できるはず」

さて、これらの言葉をどう受けとめるか、なのですが。・・・(あきさん)

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