2006年5月 1日 (月)

韓流ブームを消して、嫌韓流をつくる狙いは?

座間基地や辺野古の地元で基地機能強化にたいする強い反対があるのに、3兆円もの巨額を払う理由を考えてみる

 昨日防衛庁長官たちが「いそいそ」とアメリカに発った。米軍と自衛隊の統合を実現し、基地の機能を強化する「再編計画の承認だけでなく莫大な資金提供を引き受ける」という合意にむけて。
その口実は「北の脅威」だと言いふらされている。

 ところが、「北の脅威」の最前線である韓国からは、約35,000の在韓米軍の1/3が撤退するという。そもそも北朝鮮と在韓国連軍は朝鮮戦争の休戦状態にあるだけで、平和協定は結んでいない。在韓国連軍司令官と米韓連合軍の司令官が同じ米国の将校だというのも「なぜ?」って思う方も多い。

 日本ではしきりに「北の脅威」を叫ぶ政府与党やへんな「評論家」がいて、書いたりしゃっべっているから、北朝鮮が明日にも侵略を始めかねないと思い込むけれど、韓国は北にむけての太陽政策を広げてるし南北の軍事的な調整や交流も進んでいる。
また、38度線の休戦ラインに近いところに配置されていた米陸軍第2歩兵師団が南部に移動するという。さらにこの部隊は、韓国以外のところに移動するという観測もある。

 日本向けの「北の脅威」は、「だから米軍の駐留や機能強化は日本を守るために必要」、「自衛隊の強化や海外に自由に派兵できるための憲法9条を変える」という国民意識を組み立てるための作り事で、日本だけに通用するものだと言ってよい。

 大体、半世紀にわたる休戦状態が続いていること事態が疑問で、朝鮮戦争のときに「国連軍の主体」であった米軍が駐留しているが、平和協定で戦争が終結すれば国連軍(つまり米軍)は不要になり、撤退せざるを得ない。
 それに備えて在韓米軍は単独ではなく、「米韓連合軍」の形をとり、その司令官である米国将校が国連軍司令官を兼務している。
実態を知れば、「米国の東アジアでの橋頭堡を維持する目的で戦争状態を維持しているのだ」と誰でもわかる。

 なるほど、小泉総理大臣が韓国や中国を挑発するように靖国神社へ参拝しているのも、朝鮮半島の事実を覆い隠すためであったか。嫌韓流をしかけるわけが少し分かってきた。(あきさん)

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