2006年5月 7日 (日)

経済財政諮問会議って?難しい名前ですが!

 5年にわたる小泉政権の基本政策を作ってきた人々

 霞ヶ関の中央合同庁舎4号館の5階にある、経済財政諮問会議議員室があります。ここで、民間議員4人と内閣府の担当者で「四人会」と呼ばれる会議が開かれるといいます。学者二人と日本経団連会長、社会経済生産性本部会長の四人が協議して、政府が実行すべき「改革」のテーマを決めるのだそうです。このメンバーが誰であるかを、国民のほとんどが知らないでしょう。(メンバーは諮問会議のHPを検索してください)

 経済財政諮問会議が最初に出した「骨太の方針」第1弾。(「今後の経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針」の最初は、「市場の障害物や成長を抑制するものを取り除く」・・・・なんのこっちゃ、えらいむずかしいねん。

 予算の方向を示す「骨太の方針」は毎年6月に発表され、原則としてそのまま閣議決定されています。 これまでの首相の私的諮問機関や審議会と違って、この諮問会議が「決定力」をもつ秘密がこの閣議決定することにあります。
 6月の「骨太方針」についで、7月から8月に「予算の全体像」が出されます。それにもとづいて各省庁が予算の概算をまとめることになるといいます。

 この諮問会議の議論を主導しているのが、四人会が提出する「民間議員ペーパー」。毎回の会議に連名で出されるこの文書が、じつは小泉政権の「構造改革」の基本をつくってきました。ところが、じつは・・・・

 四人会が開かれるまえに「ペーパーを準備する打ち合わせ」が行なわれています。ここには日本経団連の職員が参加して主導権を発揮しているといいます。
 今年3月7日、首相官邸4階の会議室で開かれた諮問会議で、日本経団連会長は民間議員ペーパーの説明をしました。
 それは(社会保障の)給付は負担能力に見合った水準でなければ持続可能性を持たず、また経済活力を阻害する」という、給付の抑制を求めるもでした。経団連事務局の書いた民間議員ペーパーで日本の基本政策が作られていくのですから、国民負担が増えてきたのは必然ですね。(つづく)

 

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