2006年6月26日 (月)

イラクでの航空自衛隊の活動拡大は危険です

イラク住民を殺戮する「掃討作戦」に手を貸してはなりません

23日にも書きましたが、「空自の活動範囲の拡大」の内容は、米軍の「掃討作戦のための輸送」と言うことになります。

この「掃討作戦」でたくさんのイラク住民が殺戮されているのですが、攻撃するアメリカ兵の死者も増大しているのです。6月21日現在米軍を中心とするイラク駐留多国籍軍の死者2730人のうち、バグダッドで628人、アサド基地のあるアンバル州で895人が死亡しています。

 津田航空幕僚長は2年前に武装米兵の輸送を認めたうえで、「タリル空港に運んだ米兵が、そのまま戦闘車両で戦闘を行なった場合、空自の輸送が軍事行動の一部だと(イラクの人々から)疑われる可能性がある」、と述べていました。

 これまでは輸送した68%がサマワの陸自向け物資であったものが、陸自撤退後はすべての輸送が米英軍の物資となります。そのうちのかなりの部分が武器弾薬であれば、戦闘行動の一部を請け負うことになるのは弁解の余地はありません。

 空自も直ちに撤退しなければ「掃討作戦への支援」にはまり込んでいくことになります。(あきさん)

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2006年5月27日 (土)

本当は危ない自衛隊の派兵

アメリカ政府がイラクでの航空自衛隊の仕事を拡大するよう要請

 イラクの政府がスタートすると陸自が撤収すると報道されています。ところが、他方で、イラクでの航空自衛隊による米軍支援の輸送活動を拡大するように、アメリカ政府が日本政府に要請しているのです。

 アメリカ政府はイラク新政権が発足した段階で、治安権限を移譲していくことを見通して、地域ごとに部隊を撤退させる見通しのようです。

 額賀防衛庁長官は「陸上自衛隊は撤収させるが、航空自衛隊の米軍支援の輸送活動は継続する」としています。

 アメリカ側は、クエートを拠点とする航空自衛隊の輸送活動の地域を拡大するよう要請しています。政府はこれに応えてバグダッドの北方のバラドまでを輸送地域に拡大する方針で調査しているということです。

 「人道支援」を打ち切って、「米軍の兵員や軍事物資を輸送する」軍事行動の範囲を拡大しようというのです。
 国内では米軍と自衛隊の一体化再編協議をこれから進めていくといいますが、国民の目の届かない外国では、既に米軍の実働部隊に組み込まれているのです。
 危機的な状況は一歩先にすすんでいると思いませんか。(あきさん)

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2006年5月18日 (木)

ふたたびアメリカの「反戦女性」のニュースから

ワシントンからイラクへの女性のメッセージ

 先日の「反戦平和の母の日」の続きで、在米のニュースライターからの知らせをもうひとつ。
 アメリカの女性反戦団体「コード・ピンク」は、13日から24時間を「母の日」の反戦行動としてホワイトハウス前で集いをやりましたが、それに続いて15日に、イラクの日刊新聞8紙に全面広告で、「アメリカ国民とイラク国民が協力してイラク占領を終わらせるように呼びかけた」というのです。

 アラビア語と英語で、「ともに団結して米軍を撤退させ、流血に終止符を打ちましょう」というタイトルだそうです。
 内容は、母の日にホワイトハウス前で24時間の反戦行動が行なわれたことや、アメリカでの世論調査では、多数の国民が米軍の撤退を望んでいること、米兵の72%が今年中に帰還すべきだと答えてることを、などを伝え、「いまや両国の政治家が私たち国民の声を聞くときです」と訴え、 「私たちは引き続き違法な占領を終わらせるために米国に抗議し圧力をかけていきます」と宣言しています。

 米軍基地のイラクからの撤去を求める活動を行なっているコード・ピンクのイラク紙への反戦広告は大きな反響を呼ぶでしょう。

 アメリカの女性・母親が、根拠のない侵略戦争によって夫や息子たちを亡くして立ち上がっているときに、日本政府は先制の侵略戦争を広げるために米軍基地を強化することに協力し、3兆円もの資金を国民から取上げて米軍につぎこみ、さらには自衛隊をも参戦させる一体化計画が進められています。

 さて、私たちはさまざまな形で基地強化に反対していますが、イラクからの撤兵を呼びかけることも課題に加えることを考えなければならないと思います。でも一市民がブログで呼びかけても運動にはならないですね。市民レベルで効果的な方策を考え付いた方がおりましたらコメントをください。(あきさん)

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