2006年7月31日 (月)

チベッ子さんいつもコメントをありがとうございます

 どうも誤解があるようです

 私の拙文が「アメリカに敵対する国やテロリストまでもを全て『善』とする考え方」と映っているのでしょうか?それは誤解です。

 右翼テロや左翼テロも含めて反対し糾弾します。また昔の特高警察が「思想犯」と決め付けて拷問し殺していたことは権力テロだと解釈していますし、戦争は組織的な殺人ですから、大規模な国家テロだと思います。
人間の生命を絶つすべての行為、特に「政治的、宗教的主張」を正当化する行為としてのテロは断固として糾弾します。

 また、アメリカの行っていることを全て「悪」と見ているわけではありません。 私がアメリカを批判しているのは「軍事力によって他国を支配すること」なのです。

 チッベ子さんは「タリバン政権下のアフガニスタンでの政治的自由」などを問題にしています。また、「フセイン政権下のイラク」のことを指摘しています。
 そして「これがその国で暮らす人たちの平和、幸せなのでしょうか」と結論しています。
 「これらのこともきちんと理解する必要がある」ということは私と一致しています。「日本から傍観している」ことを主張しているわけではありません。

 例えが悪いですが、「隣の家族が亭主関白で横暴で奥さんや子どものいうことは一切耳を貸さず、ほうっておいたら家族の崩壊や尊属殺人の危険さえある」とみえる。・・・だから銃刀を持って押し入り、関白亭主を殺害して家族を解放する、ということが正しいのでしょうか。
 やはり例としては適切ではないでしょうか。

 ある国でどんな政治が行なわれていても、だから他国が「軍事力で介入してよい」ことにはならないのだと思います。軍事力で他国の政治を変えようとすることは、どんな論拠を持ってしても正当行為ではないと思います。
 その上、軍事力で侵攻すればその国の民を殺すことになります。
アメリカのアフガニスタン侵攻だけでなく、旧ソ連がアフガニスタンへ侵略したときも私は批判してきました。(ブログはありませんでしたが)

 第二次世界大戦後の国際関係は、大国による支配だけでなく、かつての植民地が独立して国連に加盟し、ほとんど世界中の国が対話と交渉で物事を解決しようと努力しています。人権問題に取り組むNGOもかなりの活動をしています。

 日本がこれらの国際関係で傍観者として過ごしていないことも承知していますし、もっと積極的な役割を果たして欲しいと願っています。(私個人としてもアムネスティの運動に加わっています)

 私はやや判官贔屓な感じは否めませんが、「大国のエゴをむき出しにしているブッシュ大統領や、そのポチを自認する日本の政治家」が無性に腹立たしいのです。
(1990年にイラクがクエートに侵略したときは多国籍軍の中心にいたアメリカ軍を批判しませんでしたよ。)

 多くの点で一致しながら、なお残るのは、チベッ子さんが「軍事力を持って抑止する」ことと、「日米で戦場へ出て行くための訓練」を認めるという考えでの違いです。また、「9条改憲」を認めるという見解です。でも、多くの国民がチベッ子さんほど強固ではないにしても、どちらかと言えば同じニュアンスで考えていることも認めます。この点はもう少し対話して見たいと思っています。(あきさん)

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