2006年8月 2日 (水)

チベッ子さんの脅威論が気になります

軍備拡大ではなく平和友好条約を結ぶための努力こそ

 チベッ子さんは「日本が・・・北朝鮮や中国から侵攻されても・・」という例えを「既定のこと」のように使います。そして、「アメリカ・・は、日本の経済や安全保障に関して欠くことのできない最も重要な国だ」と位置づけています。そして軍備増強や合同訓練で、対抗するしか安全は保障されない、という結論を持っています。

 そのような考え方がどうも腑に落ちないのです。
確かに北朝鮮は1950年に「南進政策」をとりました。しかし、それ以後は、対外侵略をしていないと思います。自然条件だけでなく経済産業政策も原因となって国力は疲弊しています。ラングーン事件や大韓航空機爆破などは国家政策の発動として行なわれていますが、軍事出動ではないので戦争という事態にはなりませんでした。(すごく大雑把で、チベッ子さんから精密な反証がされるかもしれません。)

 イスラエルとヒズボラやハマスの関係と区別してみる方が良いと思います。韓国は「太陽政策をとることで民族融和が進む」という確信があるのでしょう。
 日本は「拉致問題」という重要問題を解決しなければなりませんが、北朝鮮は日本に「経済援助」を期待しています。「日干しにすれば折れてくる」という強者の論理では、意固地にさせるだけ、といえないでしょうか。

 日本が「嫌なやつだけども話し合う」という政策をとって、対話と交流を進めていけば、拉致問題解決の糸口は必ずほぐれると考えていますが、それは甘いですか?

 経済と人民が疲弊している国家が侵略戦争に打って出ることは「体性の自滅」につながります。経済封鎖で効果を求めるよりも太陽政策で温めるほうが効果的であると思うのですが。

 日本にある米軍の強大な力のほうが北朝鮮にとっての脅威であり、それに対する虚勢としてミサイルを発射して見せただけです。米軍や米政府は少しも脅威とは見ていません。

 日本が対話と交渉の道を開くなら、おのずと道は開けると言えるでしょう。まず国交を回復してその道を進むことが有効なのではないでしょうか。(あきさん)

| | コメント (1) | トラックバック (0)